ユーフォルビア クリスパ(波涛キリン)は、南アフリカ原産のコーデックスです。冬生育型で耐寒性があり、夏は落葉して休眠期に入ります。分頭した幹から細めの葉が茂る姿が可愛らしいコーデックスです。
寒さに弱い印象のユーフォルビア属の中でも数少ない冬生育型で、冬はマイナス10度(管理環境は0度から5度)にもなる八ヶ岳の寒さにも耐えられるほど丈夫です。夏は葉を落とし休眠に入るので管理には注意が必要です。生長はとても遅く、その長い年月を刻んだ幹肌が味わい深く魅力です。
耐寒性がある冬型コーデックスユーフォルビア クリスパ(波涛キリン)ですが、真冬は日中の光をたっぷりと浴びさせて耐寒性を高めておきましょう。八ヶ岳の朝方の冷え込みは-5度以下になるので、お部屋の中央か直接冷気があたらないようにしたり、寒冷紗などで覆うなどして対策をします。霜にあてなければ0度〜5度でも問題はなさそうです。
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増やし方は挿し木が可能と聞いたことがありますが、生長が遅い上に希少な植物なので試したことはありません。
ユーフォルビア クリスパ(波涛キリン)のコーデックスとしての魅力は、その生長と共に幹に刻まれたシワが醸し出す味わいと、分頭したぽってりボディーの先から四方に展開する葉のフォルムではないでしょうか。
一年経った様子を並べてみました。一年前に比べて上手く管理ができたのか葉はモリモリしていますが、はっきりいって葉の展開を除いてはほとんど変化は見られません!良くも悪くも永く付き合える植物と言えます。
水捌けの良い赤玉土がメインの多肉植物用の用土を使用します。蒸れには弱いので水捌けはとても大切です。元肥や生長期に液体肥料を与えて生長を促すのも効果があると思います。
ユーフォルビア クリスパ(波涛キリン)は冬生育型で、夏は休眠期に入ります。9月中旬から葉が生えてきたタイミングで水をやり始め、用土が完全に乾いてからたっぷりあげるようにします。冬型といえど、朝方に5度以下になることもあるので、12月から3月頃まではよく晴れた日の午前中に用土に対して半分いかないくらいの水を与えます。湿りきったままだと夜中に凍り、株を炒めてしまう可能性が高いのでこの時期の水やりは天気予報をよく確かめてから行いましょう。週に一度用土の渇きと天候を考え水やりをします。
葉が落葉し始めたら休眠期に入ります。細根が完全に干からびてしまうと休眠期明けの立ち上がりが悪いので、2週に一度くらいさっと用土の表面を濡らす程度に水は与え、半日陰の風通しの良いところで管理します。
4月に入ると葉が萎れてきます。冬型コーデックスは休眠期に入る時期です。一番わかりやすいのは、青く繁っていた葉が黄色く枯れてきます。休眠期に入ると水をたくさん吸い上げることはしないので、この時期に生長期と同じように水やりをしてしまうと根腐れなど起こすので注意深く様子をみましょう。
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