一本木の木製の鉢カバーは使用する天然木にこだわり一つ一つ手作りで製作しています。その無垢材ならではの温かみとナチュラルな雰囲気で、あなたのお部屋の印象を変えてみませんか?
無垢材の良さは、その自然な杢目や木肌から感じられる、温もりや安らぎではないでしょうか。一本木ではそんな個性豊かな無垢材を使用した木製の鉢カバーを製作しています。
「鉢カバー」の魅力は、植木鉢と違い植物の植え替えが不要で、お部屋のコンセプトやインテリアに合わせやすい点です。長く林業に携わってきた中で、この無垢材ならではの温かみのある表情をみんなに感じてもらいたい。そんな思いを共感していただけるように制作しています。
鉢カバーで使用している無垢材は、八ヶ岳南麓で伐採してきた間伐材や私有地での危険木の伐採などで引き取らせていただいたものを使用しています。
木は呼吸をし、多くの水分を含んでいます。木材に加工する前に、「アク抜き」と呼ばれる工程を充分にしておかないと、製材後の乾燥で反りや割れが酷く、木材として扱うことが難しくなります。
使用する無垢材は、すべて1年以上ゆっくりと自然乾燥により、アク抜きを行なったもののみを使用しているため、狂いが少なく、木の持つ風合いを十分に引き出せるようにしています。
使用している無垢材は、丸太から製材し、その材の良いところを贅沢に使用しています。集成材や合板は使用していません。
ホームセンターなどで見かける木材は、小さい木材を接着剤で再構成して作られる「集成材」と呼ばれるものや、薄く切った単板(ベニヤ)を熱圧着した「合板」と呼ばれるものになります。
これらの木材は、人工的に作り出された木材のため、安価で品質が均一で加工など扱いやすさにはメリットがありますが、耐久性や見た目などの良さでは無垢材より劣ります。一本木の木製の鉢カバーは、加工の手間がかかる無垢材を使用し、無垢ならではの味わいを大切にしています。
無垢材は集成材などと比べると、歪みやひび割れなど、自然のものがゆえに加工が難しく高価です。
しかし、家具やインテリアとの調和性が一番高いのは無垢材だと思います。お手にとっていただいた時に、「無垢材はやっぱりいいね。」と思っていただけるように、気持ちを込めて作らせていただいています。
数年かけてアク抜きした丸太を材にするために、「木取り(キドリ)」をします。丸太の中心を「心材」、樹皮側を「辺材」といい、より中心の心材の方が、材の狂いや割れが少なく貴重です。一本木の鉢カバーで使用する木材は心材を使用し、さらに面を大きくとるため、一本の丸太を製材してもわずかしか取ることができません。
無垢材の繊細な表情を伝えるためには、釘止めなどはしていません。また、鉢カバーを組み立てる時にできる四方の角についても、組んだ時に板の断面が見えないように鋭角に合わせています。可能な限り要素をそぎ落とし、お部屋のインテリアとして、観葉植物の印象を引き立たせられるように設計しています。
木製は水に弱い性質上、水の浸透を抑制するために内側と外側に蜜蝋を塗っています。この処理を行うことで、汚れやカビの発生を防ぐ効果が期待できます。無垢材のもつ風合いを残しつつ、永く美しくお使いいただけるように処理をしています。
無垢材は時間の経過で風化し味わいが増します。お部屋の家具のように、インテリアとして生活する人と共に馴染んできます。お部屋のインテリアにこだわる人にこそ、無垢材の鉢カバーをぜひ一度お試しいただきたいです。
お気に入りの多肉植物やサボテンなどの植木鉢として合わせれば、インテリアとしてお部屋の印象を魅力的に演出できます。ご自宅の窓辺にある植木鉢を木製の鉢カバーに変えてみませんか?また一段と植物が魅力的に見えるかもしれません。
赤楠(アカクス)は、社寺林等でよくみかける常緑高木で、樹高が30mにも達し樹齢が千年を超える巨木にもなります。また、強い芳香<樟脳(しょうのう)>を含み、古くから防虫を目的として家具材や仏像、彫刻材として利用され、耐朽性、保存性にとても優れています。心材は黄褐色~淡い褐色で、杢目ははっきりとして、貴重な褐色を帯びた杢(もく)の部分を使用しているため、非常に美しい仕上がりになっています。
素材 | 赤楠(アカクス) |
サイズ | 3.5号鉢(直径9cm)が入るサイズです。詳細なサイズはこちら |
重さ | 800g |
価格 | 5,500円(税込) Sold out |
水楢(ミズナラ)は家具材や洋酒樽などに広く使用される広葉樹で、ドングリのなる木として親しまれています。材は重硬で、心材は黄褐色。伐採すると水分を多く含んでいるため「ミズナラ(水楢)」と呼ばれています。また、虎斑(とらふ)と呼ばれる柾目を横切るような帯状の杢目があらわれることがあり、虎の毛並みに似た独特な斑が美しく、非常に魅力的な表情を持った木材です。
素材 | 水楢(ミズナラ) |
サイズ | 3.5号鉢(直径9cm)が入るサイズです。詳細なサイズはこちら |
重さ | 800g |
価格 | 4,400円(税込) Sold out |
エンジュは中国原産のマメ科の樹木で、建築装飾材や家具、小物の材料として利用されています。材は硬質で割れにくく、耐久性が高く腐りにくい為、保存性の高い木材です。磨くと美しい艶がでるため仕上がりが良く、赤みを帯びた褐色の木肌は観賞用としても存在感があります。
キハダはミカン科ハダ属の落葉樹で、樹高が20Mほどにもなります。主に家具や床柱などの内装材の材料として使用される他に、樹皮から「黄柏(おうぱく)という下痢止めなどに効果のある漢方薬の原材料や、黄色に染める自然染料としても用いられています。
材は広葉樹としてはやや軟らかく、磨耗にやや弱いという点がありますが、水質に強いという特性があります。
椣(シデ)はカバノキ科シデ類の樹種の総称。雌花ははホップを思わせる形果穂で、その垂れ下がる様子が縄に吊るされる紙垂(シデ)に似ているためこの名がついたといわれています。材は光沢があり灰白色から淡い黄色味を帯び、硬く重く、辺材と心材の区別が不明瞭です。木もあまり大きく育たなく、材も多くは取れません。また、材質的には乾燥にひび割れが出やすく、やや扱いにくい材ですが、光沢を帯びた灰白色の木肌が美しい魅力的な木材です。
また、製材した時に「スポルテッド」と呼ばれる生育中の傷の癒合部分が縦縞模様としてでることが稀にあります。この独特な波打った模様は、同じ樹木でもごくわずかにしか表れず、他の木材にはない魅力的な表情を見せてくれます。
一般的な鉢の号数に合わせて鉢カバーを作成しております。お使いいただいている植木鉢に合うかどうかをしっかりとご確認いただいてからお求めください。
木製の鉢カバーは自然木を使用しているため、杢目や木肌、色味等同じものがありません。画像はあくまでも参考になります。掲載画像と本製品等で違いが出ることもあります。また、経年変化でひびや割れ、歪みや黒ずみなどが起こることがあります。一つ一つ手作りで製作しているため、サイズに若干の誤差が生じることがあります。
本製品は鉢カバーを使用目的として作られています。植物への水やりは鉢カバーから植木鉢を出してからお願いいたします。直接水やりを行うと漏れたり、湿気が溜まり、カビや汚れの原因となります。また、直接植木鉢としてのご利用は推奨していません。
「木製の鉢カバーの使い方・注意点」をご覧ください。
多肉植物やサボテンと組み合わせ多肉植物の鉢・ポットをご紹介。お気に入りの多肉植物・サボテンの鉢を変えるだけで、インテリアプランツとしての魅力も上がります。
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